


2020年10月8日(木)「木の日」
「樹木」を感じ、「樹木」について
音楽と対談で感じる約1時間のオンラインイベント
「BAUM TREEDAY」
アーカイブ動画をご覧いただけます。
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SOUND
緑豊かな木々が林立する秋田にあるカリモク秋田工場。夜の工場に響く、徳澤青弦氏によるチェロ独奏。カリモク家具とローランドが「温かみを持った天然木がつなぐ、人とピアノ」をコンセプトに作り上げた電子ピアノ「KIYOLA」による阿部海太郎氏のピアノ演奏。樹木をテーマにした音楽をお楽しみください。
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Baumzeist - 徳澤青弦
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The Forest of Elzéart Bouffier - 阿部海太郎
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TALK「とっておきの樹の話」
長野に住み、豊かさを生み出す空間を意識したものづくりに取り組む、プロダクトデザイナーの熊野亘氏。コロナ禍において創作の拠点を山梨の森へ移し、自然のなかで巡りあった出会いや気づきからインスピレーションを得て活動を行う諏訪綾子氏。樹木と深い関わりを持つお二人の対談をお楽しみください。
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森の中で感じる香り
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樹木を使った創作活動について
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全篇はこちらから

出演者プロフィール(敬称略、五十音順)
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阿部海太郎(作曲家)
1978年生まれ。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器の今日的な表現を追求する。楽曲のみならず、コンサートの企画やアルバム制作など、すぐれた美的感覚と知性から生まれる音楽表現に多方面より評価が集まる。蜷川幸雄氏に見出されその劇音楽を数多く手がけたほか、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。音楽を手掛けた作品に、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出『100万回生きたねこ』『百鬼オペラ 羅生門』、長塚圭史演出『イヌビト』、NHK『日曜美術館』テーマ曲、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』『怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear』、映画『ペンギン・ハイウェイ 』など。2019年に楽譜集『ピアノ撰集 - ピアノは静かに、水平線は静かに見つめている-』が刊行された。
阿部海太郎 オフィシャルサイト -
熊野亘(プロダクトデザイナー)
1980年生まれ。2001-08年にフィンランドへ留学、ヘルシンキ芸術大学(現アールト大学)大学院を卒業後帰国、2008年よりJasper Morrison Tokyo Studioでアソシエイトデザイナーを務める傍ら、2011年にデザインオフィス” kumano “を設立し、インテリア、家具、プロダクトデザインやプロジェクトマネージメントを手掛けている。2013年よりJapan CreativeのR&Dに就任。BAUMのプロダクトデザインを手がける。
熊野亘 オフィシャルサイト -
諏訪綾子(アーティスト/food creation 主宰)
石川県生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、2006年よりfood creationの活動を開始、主宰を務める。欲望、好奇心、進化をテーマにした食に関する作品をパフォーミングアート、インスタレーション、ダイニングエクスペリエンスなどの手法で数多く発表。本能的な無意識の感覚に訴えることのできる表現の媒体として「食」を扱い、感情、記憶などの内在する感覚を「あじわい」で伝えることで、体験者に新たな問いや発見をもたらす作品が特徴。 美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない新たな食の可能性を追求している。
諏訪綾子 オフィシャルサイト -
徳澤青弦(チェリスト・作曲・編曲家)
1976年生まれ、東京出身。東京藝大でクラシックを研鑽すると同時に新たな発見を求めて他分野で活動を始める。楽曲に対する忠実なアプローチ、柔軟な独創性を併せ持った作風・演奏スタイルで、多くのアーティストから信頼されている。2003年~2008年anonymassで4枚のアルバムをリリース。2007年~これまでに小林賢太郎関連サントラ集を6枚リリース。2009年よりさだまさしコンサートツアーバンドに加わる。2014年トウヤマタケオとデュオThrowing a Spoonを組んで「awakening」(2014年)、「Bored to death」(2019年)リリース。2020年林正樹(Pf.)とのデュオで「Drift」リリース。映画『天気の子』『君の名は。』いずれもオーケストレーションに携わる。
徳澤青弦 オフィシャルインスタグラム